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在宅勤務スタッフへのアンケート調査:コロナ下のテレワーク環境でもユニット内コミュニケーションが向上

ニュースリリース

2020-09-11

株式会社ヤッホーブルーイングは、新型コロナウイルス感染拡大防止のために2020年2月末から導入し現在も継続している在宅勤務に関するスタッフアンケートを2020年8月に実施しました。

■調査概要
対象    :日常的に在宅勤務をしているスタッフ 69名
有効回答者数:52名
期間    :2020年8月6日(木)~8月14日(金)

 

【結果サマリー】

  • 8割がユニット内コミュニケーションの量と質は良好と回答、在宅勤務以前より改善したという声も。一方で他ユニット間コミュニケーションの量は低下
  • 6割が生産性が上がったと回答 集中して業務に取り組めると評価
  • ③ 在宅勤務者の8割強が在宅勤務に好意的、コロナ収束後も継続を希望 

 

8割がユニット内コミュニケーションの量と質は良好と回答、在宅勤務以前より改善したという声も。一方で他部署間コミュニケーションの量は低下

ユニット内のコミュニケーションについて82.7%が「すごく良い/良い」と回答しました。「問題がある」と回答した人は3.8%に留まり、「コミュニケーション機会を意図的に増やした」「高頻度でテレビ会議で顔を見ながら話すことができる」等、むしろ在宅勤務以前よりも量や質が改善している面もあることが分かりました。社外の人とのコミュニケーションにおいても大きな問題は見られなかったことから、業務に関するコミュニケーションは良好に行うことが出来ているといえます。

一方で、ユニット外のコミュニケーションにおいては32.7%が「とても問題がある/問題がある」と回答。押印や決済処理等の事務処理が在宅では出来ない(48.1%)という問題に次いで高い結果でした。業務で関わりのないメンバーとは会うことがなく、コミュニケーションの量が低下してしまっているという問題が明らかになりました。

 

6割が生産性が上がったと回答 集中して業務に取り組めると評価

「在宅勤務開始前と比べ生産性はどのように変化したと感じましたか」という質問に対し59.6%が「上がった/どちらかと言えば上がった」と回答。「下がった」と回答した人はいませんでした。「意識的に無音や集中した環境をつくれる」等のコメントが寄せられ、在宅勤務において自分のペースで集中して業務に取り組むことが出来ていることが分かりました。一方「どちらかと言えば下がった」と回答した人(9.6%)からは「口頭確認で終わっていたこともオンラインツールで聞かねばならない」というコミュニケーションに関するコメントが寄せられました。

③ 在宅勤務経験者の8割強が在宅勤務に好意的 コロナ収束後も継続を希望

「在宅勤務という働き方に満足していますか」という質問に対し86.6%が「満足している/どちらかと言えば満足している」と回答しました。在宅勤務の利点として、プライベートとの両立がしやすい点(80.8%)が挙げられます。特に子どもがいるスタッフにおいては93.3%がプライベートとの両立に対し「すごく良い/良い」と回答しました。「昼休みに家事ができるようになってとても良い」「子守などの柔軟性が高まるのは非常に良い」というコメントもあり、柔軟な働き方をすることが出来ていることが分かります。また「新型コロナウィルスが収束した後も在宅勤務を行いたいと思いますか」という質問に対しても、90.4%が「そう思う/どちらかと言えばそう思う」と回答。今後働き方の1つとして取り入れられないかという声が挙がりました。会議に限らず新人研修や採用、商談等あらゆることをオンライン上で行うことが出来ており、在宅勤務という働き方が業務に大きく支障をきたさないことも明らかになりました。

 

コミュニケーションの質と量を重視する社風が表れた調査結果に  

ヤッホーブルーイングはフラットな組織のもとチームで働くことを大切にしています。そのためにはコミュニケーションの質と量が重要と考え、日頃から「雑談朝礼」や拠点間をテレビカメラで繋ぐ「Yamabiko」等多くのコミュニケーション施策を行っています。また、スタッフ間コミュニケーションのためにコロナ以前からテレビ会議や社内チャットを活用していました。

そのような環境がベースにあったため、在宅勤務下においても「気軽な相談はチャット、顔を見て話したいときはテレビ会議」と上手くツールを使い分け、ユニット内においてコロナ以前と変わらずにコミュニケーションをとることが出来ています。会議室の予約が必要なくなったことで気軽にMTGを開催して相談できる等コミュニケーションの量も増え、1人ひとりの顔を見ながら話せることから、むしろ在宅勤務をきっかけに更に進化してチーム力が上がっているとも言えます。

一方で、社としてコミュニケーションが重要と考えているからこそ、ユニット外メンバーとのコミュニケーション量においては問題視する人が多いという結果になりました。直接業務には関係のない、日常の何気ない声かけの機会が失われていることが大きな原因となっています。会社全体としての一体感やチーム化にも影響するため、既に改善を進めています。

■コロナ下で新たに始めた取り組み「シャッフル雑談朝礼」

他部署間コミュニケーション量を増やすために、出社時に実施していた「ユニット混合の雑談朝礼」をオンラインでも実現しようと、9月から「オンラインシャッフル朝礼」を開始しました。ランダムで決められたメンバーごとテレビ会議に参加し、20分程雑談をしています。

 

「出社しないと出来ないこと」を削減 電子印鑑を導入

今回1番の問題として「押印や決裁手続きといった事務処理」のために出社をしなければいけないことが挙げられました。少しでもその手間を削減するために7月から「電子印鑑」を試験導入。導入から約2ヶ月で既に37件の使用があり、申請者・作業者双方の負荷削減につながっています。

 

御代田町への移転を機に更なる推進、改善を目指す

ヤッホーブルーイングは9月下旬に本社機能と製造機能の一部を御代田醸造所に移転します。御代田醸造所は現在のオフィスよりも広いワンフロアで、気軽にMTGが出来るスペースを新たに設ける等コミュニケーションがしやすい環境になっています。しかし、未だ新型コロナウイルスの感染拡大は収束せず、移転後も暫くは在宅勤務という働き方を続ける可能性が高い状況です。そのため、今回のアンケートで見えた利点と問題を基に引き続きWithコロナの働き方、Afterコロナの働き方を考えてまいります。

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