株式会社ヤッホーブルーイングは、”働き方を選択できる社会づくり”の実現を目指して、働く「ストーリー」を表彰する「Work Story Award2020」(主催:一般社団法人at Will Work)でテーマ部門賞(2.コミュニケーション、コラボレーション、チームビルディング)を受賞しました。チームビルディングの手法を10年以上取り入れ続け進化させている過程、また、それによって業績や経営にも好影響を与えている点が評価されました。
「これからの日本をつくる100の”働く”をみつけよう」をテーマに、ストーリーから働き方の選択肢が生まれて
いくことを目指して”働くストーリー”を集め表彰をしていく、2017年から始まった5年間限定のアワードプログ
ラムです。2020年は23賞19団体(W受賞4社)のストーリーが選出されました。https://award.atwill.work/
ヤッホーブルーイングが行っているチームづくりに対する取り組みが評価され、テーマ部門賞「コミュニケーション、コラボレーション、チームビルディング部門」を受賞しました。
ヤッホーブルーイングは役職や部署、年齢の違いに関わらず自由に議論を行える組織を目指しています。フラットな関係性で議論を行うことで、質の高い打ち手をスピード感を持って実行しやすくなり、革新的な製品・サービスの開発に繋がっています。フラットな組織づくりのためには、コミュニケーションの量と質が必要です。質を高める施策のうちの一つにTBP(チームビルディング・プログラム)研修があります。
アクティビティを通じてチーム形成を体感し理解する研修で、自主的な参加を募り業務扱いで実施しています。2009年から2020年までに10回実施され、90名近くのスタッフが受講しました。
1997年の創業から8年連続の赤字を脱却し売上を伸ばしていた当時、成長を続けるためには社内のチームづくりが重大な課題でした。2008年に代表取締役社長に就任した井手が、楽天大学の「チームビルディング・プログラム」研修を受け、ヤッホーブルーイングに取り入れたのがはじまりです。楽天大学の内容をヤッホー流にアレンジし、今では「TBP0.5(初級編)」「TBP1.0」「TBP1.5(上級者向け)」「TBP2.0(ファシリテーター養成)」という4つのプログラムを実施しています。