「軽井沢ビールクラフトザウルスフレッシュホップエール」新発売

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ニュースリリース

2023-09-25

「よなよなエール」などのクラフトビールを製造販売する株式会社ヤッホーブルーイング（長野県軽井沢町）は、地元軽井沢産のフレッシュホップ（生ホップ）*を原材料に使用したクラフトビール「軽井沢ビールクラフトザウルスフレッシュホップエール」を10月5日（木）より通販、軽井沢町・御代田町の一部小売店等にて数量限定で順次発売します。

*収穫後に乾燥・圧縮加工をしない生の状態のホップ

1年に1度だけつくる　軽井沢の畑で収穫後のホップを使用した限定ビール

一般的なビールづくりでは、品質の劣化を防ぎ長期保存できるようにするために熱処理乾燥やペレット状に加工を行ったホップを使用します。フレッシュホップエールとは、収穫後、熱乾燥やエキス抽出などの加工をする前の新鮮なホップ（フレッシュホップ）を使ったビールです。

　ヤッホーブルーイングでは、2015年からホップの栽培を開始し、2016年からフレッシュホップエールの製造に取り組んでいます。軽井沢で収穫したホップを使用し、1年に1度だけつくる特別なビールです。「軽井沢ビールクラフトザウルスフレッシュホップエール」シリーズとしての販売は2023年で4弾目です。

フレッシュホップ特有の青々しい香りとみずみずしい味わい

2023年の製品コンセプトは「フレッシュホップらしい青々しさを感じられるペールエール」。ビアスタイル（ビールの種類）は、昨年と同様アメリカンペールエールです。また昨年行った製品アンケートでのお客様の声を参考に、ホップ由来の渋みを抑えるような工夫を施しています。生のホップならではのフレッシュで青々しい香りとみずみずしい味わいを追求しました。

軽井沢の畑でフレッシュホップ収穫祭を初開催収穫したホップは製品に使用

株式会社グリーンフィールド（JA佐久浅間子会社）とともに、軽井沢町内の休耕地を使用した畑でホップを栽培することで地域活性化を目指しています。「地元軽井沢を日本一クラフトビールが愛されている街にしたい」という想いで7月22日（土）にホップ収穫体験イベント「ヤッホーブルーイングフレッシュホップ収穫祭2023」を初めて開催。収穫したホップは、今回販売する製品に実際に使用しました。イベントでは、地元の方や「軽井沢ビールクラフトザウルス」のファンの方など33名が参加し、大人から子供まで幅広い世代が集まりました。収穫後はフレッシュホップをビールに浮かべて乾杯しました。

今後も自分たちの手でホップを収穫する体験を提供することで、軽井沢に関わる多くの人に、自由で多様性のあるクラフトビールの楽しみ方を伝えたいと考えています。

株式会社グリーンフィールド：遊休荒廃農地の活用を目的に農業経営に取り組む地元企業　

http://www.ja-sakuasama.iijan.or.jp/agriculture/greenfield.php

ホップ摘果機を初めて使用作業時間を従来の約3分の1に

ホップには、つると、花のような部分（毬花）があり、ビールづくりには毬花を使用します。フレッシュホップエールの製造を開始した2016年から2022年まで、つるから毬花を摘み取る作業（摘果）は全てスタッフの手で行っていました。今年は作業負荷軽減のために、山梨県でホップを栽培している株式会社北杜ホップスのホップ摘果機を初めて使用し、その後に渋みの原因となる茎や葉は人の手で除去しました。ホップ摘果機を使用したことで、摘果の時間は従来の約3分の1まで短縮されました。また、収穫量は昨年の1.3倍で、過去最高の収穫量を記録。ホップ摘果機の使用によって取り損じがなくなり、毬花を零してしまうロスも防げたことで効率化が実現し、収穫量アップに繋がりました。

株式会社北杜ホップス：山梨県北杜市で日本・アメリカ・ドイツ品種など約20種類のホップを栽培しているホップ農家

http://hokutohops.com/