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男女共同参画は”お互い様”。御代田町のイベントに登壇しました!

ストーリー

2022-10-20

こんにちは、ヤッホーブルーイングのかんかん(小山)です。2002年に入社して法人・通販受注窓口・売掛金管理・出荷在庫管理等を担当し、現在はヤッホー盛上げ隊(人事労務総務ユニット)に所属しています。2021年に始まった「地元プロジェクト」では、昨年は「醸造所周辺の美化活動」、今年は「町づくり分科会(自治体との連携)」と「寺子屋分科会(社会教育活動)」の一員として活動しています。
7月にヤッホーブルーイングの地元である御代田町で開催された「御代田男女共同参画イベント in MI・YO・TA」に登壇してきたので報告します。
(以下ヤッホー=ヤッホーブルーイングと表記します。)

そもそも「男女共同参画」ってなんだろう?

内閣府のホームページによると男女共同参画社会とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」とされています(男女共同参画社会基本法第2条)。
すごく長いですが、つまり、性別に関係なく誰もが平等に学習・労働のチャンスが与えられ、対等な立場で責任も分かち合えることが男女共同参画なんですね!
わたしたちヤッホーのオフィスがある御代田町でも令和3年10月に「男女共同参画推進条例」を制定し、現在は「男女共同参画計画」策定に着手するなど具体的な取り組みを開始しています。

今回の「御代田町 男女共同参画イベント in MI・YO・TA」も男女共同参画にむけた取り組みの一環として開催されました。本イベントの目的は「すべての町民の皆さんが性別に関わりなく個人として尊重され、いきいきと活躍する御代田町の実現」「地域で孤立し不安を抱えている女性の支援」など町の強い決意を示すこと。そのために、地元企業の登壇や谷川俊太郎さんのビデオ出演、男女共同参画MI・YO・TA宣言といった多彩なコンテンツのプログラムが組まれました。

御代田町は、昨年2021年、社会福祉協議会で「女性活躍推進」に関するホームページを作成しました。この中で「女性を積極的に採用している企業」としてヤッホーの取り組みを紹介していただきました。このご縁もあり、ヤッホーの取り組みに関心をお持ちいただいたご担当者からお声がかかったというのが今回の経緯です。

ヤッホーブルーイングと御代田町とのかかわり

先ほどのサイト掲載に加え、ふるさと納税でヤッホーのクラフトビールを取り扱っていただいています。御代田町のふるさと納税ページ作成のお手伝いなどもしています。
また、昨年は初めて御代田町の職員の方に向けて講演を2回させていただきました。それぞれ、「マーケティング」と「チームで成果を出し、働きがいを生み出すコミュニケーション」をテーマにしたところとても盛り上がり、嬉しいお声もたくさんいただきました。
そのほかにも御代田町民であるヤッホーのスタッフが10数名「御代田町認知症高齢者等徘徊SOSネットワーク」に参加し、行方不明者が出た場合の発見に協力をしています。
さらに、社内のCSR活動として企業人として「御代田町男女共同参画委員」・「社会教育委員」・「学校運営協議会委員」等に参加しています。

フラットな組織文化が男女共同参画の基盤

講演内容は私たちヤッホースタッフが大切にしている経営理念、コミュニケーションと男女平等の取組事例についてとしました。
経営理念は、私たちがヤッホースタッフとして行動するための規範になっています。会社説明会や選考応募者にお送りする資料にも経営理念の内容が盛り込まれ、選考においても大事な役割を担っています。

下記の図がヤッホーの経営理念です。

 

経営理念について詳しくはこちら


左下の「ガッホー文化」というのは私たちがチームとして働くうえで「大切にしている働き方」なのですが、そのひとつに「フラット」というものがあります。性別や年齢、役職に関係なくスタッフ全員が対等に議論をできるようなコミュニケーションをとろう、というものです。ヤッホーのニックネーム制もこのフラットな取り組みのひとつですね。

性別に関係なく、誰もが活躍することができる職場、チームをつくっていくためには上質なコミュニケーションが必要不可欠です。この一人一人が活躍しチームで成果を出すために、ヤッホーではチームビルディングにも力を入れています。
男女平等の取組事例としては、「女性管理職の代理制度を今年度初めて取り入れたこと」、「男性の育児休業を推進(奨励)する取り組み」に関してお話させていただきました。
ヤッホーには女性の管理職が多数います。彼女たちにも産休、育休を心行くまでとってもらいたい!との思いから管理者の代理制度を導入しました。この制度は、女性管理職が産休育休を取得しても管理職として現場に復帰しやすい環境をつくることに繋がります。これを機により多くの女性スタッフが管理者を目指すことにつながればいいなと思っています。
また、女性が育児と両立しながら社会で活躍するためにはパートナーの協力が必要です。子育ては共に行うことが重要であるため、男性の育児休業取得にも積極的に取り組んでいます。周りのスタッフのサポートもあり、2022年度の育休取得率は男女ともに100%でした。

 

男性スタッフの育児休業についての記事はこちら

登壇を終えての思い 「働きやすい環境」を追求し地元・社会全体の「男女平等」を目指す

御代田へ本社機能が引っ越してから住民の皆様の前でコミュニケーションをとる機会があまり無く、やっと皆様に直接のご挨拶が出来たなあと思っています。登壇後の休憩時間に他の発表者の皆様と話をする機会があったのですが、「元気をもらいました」や「思った通りのいい会社ですね」といったお言葉をいただき、御代田町を一緒に盛り上げていきたいという気持ちになりました。
ヤッホーで仕事をしていると「出る杭は伸ばす」・「フラット」・「仕事を楽しむ」・「自ら考えて行動する」・「切磋琢磨する」ことが大切にされており、そこには男女の差はありません。それが当たり前な環境と感じてきましたが、先日「令和元年度の男女共同参画に関する県民意識調査」で社会全体における男女の地位において「男女平等」と回答している県民の率が低いこと、数値が年々下がっていること、女性の回答結果は全国平均を下回っていることを目にしました。この調査にとても衝撃を受け、まだまだ成長途中ですが、ヤッホーの取り組みを皆で議論し働きやすい環境を醸成していきたいと思いました。また、そしてそれが他社の参考になるのであれば是非お伝えしていきたいし、他社様の取り組みを参考にヤッホーの取り組みの改善につなげていきたいと思います。

(引用元:長野県人権啓発センター広報誌「人権ながの」33号 https://www.pref.nagano.lg.jp/jinken-danjo/kurashi/jinkendanjo/jinken/main/kehatsucenter/documents/jinkennagano33_web.pdf)

また、今後は男女差のみならずダイバーシティに関しても目を向けていきたいと感じています。個々が抱える問題はそれぞれの環境によって違ってくるので、それぞれの事情に合わせた働き方を取り入れたいです。
「育児」・「介護」・「自分自身の病気」等、様々な理由でお休みをしたり、働き方を変更したりするスタッフが仕事と生活を両立できるような環境、「お互い様」と言い合える環境を浸透させたいです。「女性活躍推進」に関しては、企業の責任範囲がより広くなりました。これからも仲間と一緒に「働きやすい環境」を追求していきます。

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