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たかがゴミ拾い、されどゴミ拾い。有志から社内外に広がる地域貢献の魅力

ストーリー

2022-09-15

はじめまして!地元プロジェクト「美化中チーム※」のすーじょんと申します!
※皆さまお察しの通り、某アニメキャラと「美化活動中」をかけております。

私たちヤッホーブルーイングは、有志スタッフで地域貢献活動に取り組む「地元プロジェクト」を、2021年よりスタートしました。地元(軽井沢町・御代田町・佐久市・小諸市を中心とした地域)を様々な活動を通じて盛り上げ、また地域の方々に「ヤッホーブルーイングが地元にあって良かった」と思っていただけるような取り組みを目指しています。

(詳細はこちらのストーリーをご参照ください)

このプロジェクトは今年2年目を迎え、人数、分科会ともに昨年よりバージョンアップし、部署、役職を問わない計32名という大所帯で活動中です。

私の所属する「美化中チーム」も地元プロジェクトの分科会のひとつ。
メンバーは私を含む3名で、地元を中心とした美化活動(主に清掃活動や、緑化活動)を、社内のスタッフを巻き込みつつ推進しています。

地域貢献活動の機会を、なるべく多く創出したい!

私たち美化中チームの活動目標は「スタッフの地域貢献活動の機会を創出する」こと。

地元プロジェクトには様々な分科会が存在しますが、活動内容は大小様々。社内外との調整が大変な活動も多く、実行フェーズに至るまでに時間がかかってしまうという課題があるというのが現状です。

そこでまず私たち美化中チームは、「コンスタントに」且つ「複数回」、「より多くの社員」が地域貢献活動に参加できる機会を創出しようという目標を掲げました。

また、美化活動は地元プロジェクトのメンバーに関わらず、気軽に参加することができ、みんなで一緒に体を動かすというアクティビティが伴うため、プロジェクト内だけではなく、社内全体の地域に関する関心を高めることができるという期待もありました。

そうした経緯でスタートした美化活動の第一弾こそが、今回ご紹介する5月30日に実施した佐久醸造所・御代田醸造所周辺の清掃活動です。

当日のヤッホーブルーイングらしい清掃活動の様子と、その後の社内アンケート結果も含め、活動自体の評価をたっぷりお伝えいたします!

ゴミゼロの日(5月30日)に有志を募ってゴミ拾い

さて、まずはゴミ拾いを開始するには、当日参加をしてくれるメンバーが必要です。ヤッホーブルーイングではこうしたイベントや企画のメンバーを募集する際は、全社にメール等で気軽に呼びかけることが日常的になっています。

そして私たち美化中チームも、同じくスタッフに向けてゴミ拾い活動への参加募集をメールで呼びかけました。ちなみに日程は「ゴミゼロの日」に合わせ、5月30日に決行することに。

今回自ら手を挙げてくれたのは32名!
もちろんゴミ拾いは強制ではありませんし、参加が義務づけられている活動ではありません。それにも関わらず、自ら積極的に参加表明を出してくれるスタッフがこれほどにいることに改めて感動してしまいました。

残念ながら都合が合わず参加できなくなった方もいましたが、最終的には総勢27名のスタッフが今回のゴミ拾いのために集合してくれました。

いよいよ当日、ゴミ拾い活動スタート!

そして迎えた5月30日。幸運にも天候に恵まれ、暑いくらいの快晴の下にゴミ拾い活動がスタートしました。
ここで美化中チームも予想だにしなかった出来事が!
なんと、今回の活動のことを聞きつけた御代田町の小園町長が自ら、わざわざご多忙の中見に来てくださったのです!

町長から激励のお言葉を聞いた後、出発前には全員で記念撮影。
(ちなみに1チームは佐久市にある醸造所からスタートのため、パソコンでリモート撮影参加です。)

佐久市の醸造所から参加したメンバー。

4チームに分かれて出発です

今回用意したルートは4つ。

A:佐久醸造所から北上するルート
B:御代田醸造所から南下するルート
C:御代田醸造所からツルヤ御代田店の方面へ北上するルート
D:御代田醸造所から龍神の杜公園※へ向かうルート
※御代田醸造所の近辺にある公園

さて、御代田醸造所の隣にあるかりん通りを南へ下って行く【Bチーム】は、歩道の両サイドに分かれてゴミを拾っていきます。
車通り・人通りが比較的多いためか、ペットボトルや缶ゴミが非常に多い印象。中には初心者マークも落ちていたりと、レアなゴミもゲット。

そして佐久醸造所から道路を北上してきた【Aチーム】と途中で合流!雄大な浅間山をバックに、なぜかギャルピースで集合写真を撮影です。

一方の【Dチーム】は、御代田醸造所の近くに位置する龍神の杜公園へ向かいます。一見園内は綺麗に見えるものの、生け垣に花火のゴミが隠すように破棄されていたりと、マナー違反かつ非常に危険なゴミも発見。

そしてこちらはツルヤ御代田店の方向へ北上する【Cチーム】。

【Cチーム】は活動中に同じく清掃活動をしていた地域住民の方と遭遇し、自然とお互いに会釈するといった、不思議な一体感を感じたほっこり場面も。

また御代田に長く住んでいるメンバーでも知らなかった湧き水スポットや、町役場付近の歩道の可愛らしいタイルなど、実際に歩くことで様々な新発見があったようでした。

持ち帰ったゴミはスタッフ総出で分別

さて、ゴミ拾いがスタートしてから約2時間が経過。メンバーは順次出発点に戻り、各々が拾い集めたゴミをここからさらにスタッフ総出で分別します。

実はもともと、最後の分別は運営チームのメンバーだけで行おうと想定していたのですが、2時間弱歩いてすでに疲労困憊にも関わらず、参加スタッフ全員が分別作業を手伝ってくれたのです!これには運営チームも思わず涙が溢れそうに……。

そして!2時間で集まったゴミはこれほどの量に!

佐久醸造所へ戻った【Bチーム】も、沢山のゴミを回収!

長野県は車社会のため、普段見慣れた道でも歩道をゆっくりと歩くことは多くありません。改めてこうした機会に自分たちの足で地元を歩くことで、これほどにゴミが捨てられているという現状を目の当たりにすることが出来ました。

たくさんのゴミを回収できて達成感がある反面、今後はどうしたらゴミを少しでも減らせるのだろう?自分たちに出来ることはあるか?といった次なる課題を感じさせられた瞬間でもありました。

そして最後は用意していた飲み物とお菓子を美化中チームから参加メンバーに配布し、解散式を経て、およそ2時間に亘って行われたゴミ拾い活動は、無事に終了となりました。

地域住民の方からもたくさんの反応をいただきました

さらに今回のゴミ拾いの最中には、地域住民の方に声をかけられた、励ましの声をいただいたというエピソードが、多くの参加者から寄せられました!
今回はその一部をご紹介いたします。

1)地域住民の方の反応

◯とある店舗のオーナーさん。「こんなことをやってくれる会社はなかなか無いよ!」と目を潤ませてくださいました。ショップのある道の汚さに課題意識があったそうで「これからはうちもこの道キレイにするようにするね」とおっしゃっていただきました。

◯郵便局前でゴミを拾ってたら、住民の方に声をかけられて「よなよなエールケース買いしていて、これしか飲まない」「子供たちがきたらケース買いして帰る」とお声がけいただきました。

2)なんと、取材もありました

〇たまたま通りかかった「西軽井沢ケーブルテレビ」の方からご取材いただきました! 清掃活動初回にして、早々にテレビデビューです(笑)

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こうした活動を通じて地域住民の方にヤッホーブルーイングを認知してもらえて、さらに活動に好意的な反応をしてもらえたきっかけになったのは、非常に良い成果となったと感じています。

また参加者からは「今まで知らなかったお店を見つけられた」「話したことのないメンバーと会話ができた」といった、地元を知る・社内コミュニケーションの活性化といった側面からも嬉しい声をもらいました。

参加者アンケートの結果は……?

ゴミ拾い活動が終了した後、次回以降の活動の参考とするため参加者にアンケートを実施しました。

まずは、ゴミ拾い活動の総合的な満足度から。

な、なんと!「非常に満足」との回答が100%!!!
これには美化中メンバー全員が大喜び。備品や距離についてはやや改善の余地があるとの意見も見受けられたものの、活動全体で見ると100点満点の結果となりました。

次は「地域貢献に対する意識が高まったか?」という設問です。
美化中チームの活動目的は冒頭でもお伝えした通り、「スタッフの地域貢献活動の機会を創出する」こと。そして参加を通じて地域貢献に対する意識を高めてもらうことを目標として掲げていました。

回答はトップ2ボックスの「非常に感じた」「やや感じた」といった意見が100%という結果に!私たちの狙い通り、ゴミ拾い活動に参加することで「地域に貢献している」と感じてもらうことが出来たようです。

そして最後は、「活動を通じて、地域住民の方との交流の機会になったと感じたか?」という設問の結果。

こちらは「非常に感じた」という意見が6割を占めましたが、「普通」といった意見も一定数といった結果に。
「普通」と回答された方の意見には、「地域住民の方と話す機会はあったものの、”交流”には至らなかった」といった声もあり、どのように清掃活動を通じて地域の方々と関わっていけるのかが、今後の焦点になると感じました。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました!

今回のゴミ拾い活動を通じて私が強く感じたのは、”スタッフ全員が、非常に楽しそうに活動していること”でした。業務として強制されているわけではなく、もちろん全員が自ら進んで参加を希望してくれたメンバーです。
さらに、知らない誰かが廃棄したゴミを拾うという行為は、本来楽しいものではありません。それにも関わらず、「また是非参加したい」「楽しかった」と言ってくれたことに感動しましたし、またそういった姿勢にヤッホーブルーイングらしさを感じることが出来ました。

今後も様々な美化活動をコンスタントに企画し、参加自体の機会を増やしていくことで、なるべく多くのスタッフに「自分たちは地元に貢献できている」という意識を持ってもらうことが、私たち美化中チームの使命であり、また存在意義だと強く感じています。
そしてさらにそこからステップアップし、社内のみに留まることなく、地域住民の方々をも巻き込み、さらに地元とヤッホーブルーイングの結びつきを強固なものにしていきたい。そんなふうに私たちは考えています。

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