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地元を盛り上げるためには、まずスタッフ自ら地元を知ろう!(ヤッホーの地域貢献活動)

ストーリー

2022-03-30

「ん?どこかの公民館のフォトギャラリー?某ショッピングモールの写真展?」

いいえ、こちらはヤッホーブルーイングの御代田醸造所オフィスなんです。

社内フォトイベント「みよ探訪」写真展示スペース(御代田醸造所オフィス内)

はじめまして!
入社1年目のぱんだ(飯田)と申します。

「ビールに味を!人生に幸せを!」をミッションに掲げるヤッホーブルーイングでは、
地元(御代田町・佐久市・軽井沢町を中心とした地域)の方にもささやかな幸せをお届けすべく、有志スタッフで地域貢献活動に取り組む部署横断プロジェクト「地元プロジェクト」がスタートしています(詳細はこちらのストーリーをご参照ください)。

私も魅力あふれる地元を盛り上げたいという思いからこのプロジェクトへ参加し、社内スタッフ向け施策を考える分科会「ジーモテック※」の一員として活動したので、その一部をご紹介します。
※インナー(社内)から地元熱を上げていくぞ!という熱い思いが込められたチーム名です(笑)

会社の地元をどれだけ知ってますか?

さて、「地域貢献」をするために社内向けに何をすればよいのか……。

チームメンバーのあーの・ハラケンと考えていると、そもそもの疑問が浮かんできました。

「ヤッホースタッフのみんなは地元のことをどれだけ知ってるんだろう……?」
「スタッフみんなで地域貢献活動をしよう!と声をあげても、熱量をもってその活動に取り組んでくれるのだろうか……?」

現在ヤッホーブルーイングは、事業拡大により新入社員の急増や東京・大阪などの多拠点化が進んでいます。その中でも地元長野県には創業当時から変わらず本拠地を構えており、地域に対しての思い入れを強く持っています。
しかし、現在7割以上のスタッフ(173人中125人)が他の都道府県から移住してきています(私、ぱんだも昨年の4月に入社と同時に茨城県から移住してきました)。

ヤッホースタッフは長野県の素晴らしい地域に本拠地を構えていることに誇りを持っているのですが、その魅力について詳しく知らないスタッフもいる。このような現状が見えてきました。

スタッフの自発的な参加を地域貢献活動の推進力にしたい!!

近年、多くの企業が社会貢献活動に注力していますが、活動を推進していく上で、「活動に参加・協力する社員の広がり」に対して課題認識を持つ企業が最も多い(回答企業の 53%)ことが明らかにされています(日本経済団体連合会,2020)。

※社会貢献活動に関するアンケート調査結果(日本経済団体連合会,2020)を参考に作成

すなわち、企業が社会貢献活動を推進していく上で、自発的に参加・協力してくれるスタッフの存在が大切であることが伺えます。

ヤッホーブルーイングでは、もともと楽しんで自発的に仕事をする文化があります。地域貢献活動においてもヤッホースタッフの「やってみたい!」という自発的な参加を大切にした熱量の高い活動にしたいと考えています。

他方で、これまでの社会参加に関する研究(石盛,2004鈴木・藤井,2008)では、地域の活動への自発的な参加に影響を与える要因の1つとして「地域への愛着」があることが明らかにされています。

そこで、ヤッホースタッフ一人ひとりの「地域への愛着」をさらに高めることによって、自発的な参加による熱量の高い活動をアシストできるのではないかと考えました。

 

地元を愛することによって、ヤッホーらしく熱量の高い地元貢献活動が実現するぞ!というロジックです!!

以上のような検討から、まず拠点を構える御代田町の歴史、文化、自然を知ることによって、ヤッホースタッフが地元のことを考えるきっかけをつくるための施策を考案しました。

スタッフが自ら地元の魅力を発見し、社内にシェア!

今回実施した施策がこちら!
「みよ探訪~知的な変わり者のフォトロゲイニング~」です!!

御代田町の魅力溢れる写真を撮影&投稿してもらい、集まった写真の中からテーマごとに表彰するフォトイベントです。
できるだけ多くの魅力を再発見してもらうために、ヤッホーのスタッフが気軽に参加できることにフォーカスしました。
(※当初は、御代田町の魅力が感じられるチェックポイントを写真に収めて得点を競うフォトロゲイニングのイベントを計画していましたが、コロナ禍の状況を鑑みてフォトコンテストに変更しました)

「みよ探訪グランプリ」で募集した5部門

参加にあたってのルールは1つのみ!
ルール:『地元である「御代田」でテーマに沿った写真を撮影すること』

そして、参加にあたってのステップは3つ!

「みよ探訪」参加のための3ステップ

開催にあたっては、冒頭で紹介した写真の展示だけではなく、
「みよ探訪マップ」や「専用サイト」を作成し、御代田町初心者から玄人まで楽しめるような工夫も取り入れました!

「みよ探訪マップ」
「みよ探訪」特設専用サイト

さらには、御代田町に住んでいない、あるいは写真投稿ができなかったスタッフにも御代田の魅力を知ってもらうことを目指し、全スタッフによる投票という形でグランプリ作品を決定していきました。

「みよ探訪」を開催して、さて社内の反応は?

「みよ探訪」は、写真の募集~グランプリ表彰まで約1か月間にわたって開催しました。

さて、その社内からの反響は?といいますと……。

なんと「御代田」への関心が高まったと感じたスタッフが全体の約9割!!
そしてなにより「みよ探訪」に関わってくれたすべてのスタッフが楽しかったと回答していました!

「みよ探訪」事後アンケート結果

さらに参加したスタッフからは、
「投稿されている写真をきっかけに、御代田の話ができた!」
「自分たちが関わっている地域を愛し、その愛する地域を活性化することに、新しい発想で力を注ぐことは、地域のみなさまにも喜ばれるはず!」

というような嬉しい声が届き、
本施策の目的である「自分たちが働く『御代田』のことを考えるきっかけをつくる」ことを大いに達成できたことが示唆される結果となりました。

「みよ探訪」事後アンケートフリーコメント(一部を抜粋)
「みよ探訪グランプリ」を受賞したスタッフ

今後の地域貢献活動に向けて

今回紹介した「みよ探訪」を通して、ヤッホースタッフの御代田への愛着を高めることができたと思います。

しかし、本施策によって直接的に地元へ貢献できたわけではありません。

そうです、地元貢献活動は始まったばかりであり、これからが大切なのです。

さて、視野を広げてみると、社会貢献という観点からCSVやSDGsなど世の中には様々な言葉や価値観が存在していると思います。
多くの企業がその実現に向けて邁進しており、多岐にわたる事例からも社会貢献の在り方は企業の数だけあることが推察されます。

では、ヤッホーブルーイングだからこそできる社会貢献!!は何なのでしょうか。

学生時代に、市民参加について勉強していた私、ぱんだなりの考えですが、
その一つには「ヤッホースタッフ一人ひとりが自ら地域の人と繋がり、チームとなって地域を盛り上げること」があると思っています。

ヤッホーブルーイングはたくさんのビールファンの皆さんと繋がることによって、クラフトビール業界を盛り上げてきました。

そのなかで強調したいことは、そのような場や機会を一方的に提供してきたのではなく、繋がった人たちと共創してきたということです。

地域貢献活動においても、地域の人たちと繋がる場や機会を設けることによって、チームとなって地域を盛り上げることができると考えています。

そのためにも、まずヤッホースタッフ一人ひとりが地元の人になっていることが重要であると思います。また、そこへ向けてもっと地元のことを知ってほしいという思いから「みよ探訪」を開催しました。

「みよ探訪」は地域貢献活動のほんの一部です。しかし、このような小さな活動の積み重ねが、地元の人たちと力を合わせて地域を盛り上げる関係づくりのきっかけになると信じています。

ちょっとカッコよく言うと、ヤッホーブルーイングは、地域におけるソーシャル・キャピタル(人と人とが繋がっている状態、およびそこから生じる互酬性と信頼性の規範)に富んだ「ゆるやかなつながり」の形成に寄与できると考えているのです。

そして、その繋がりがさらに広がっていった未来では、地域がこれから直面するかもしれない大きな問題にも対応していけるだけの力(レジリエンス)さえも、地域の人たちと共創ができるのではないかと期待しています。

「ビールに味を!人生に幸せを!」を掲げるヤッホーブルーイングだからこそ、
地域に対してもささやかな幸せをお届けできるような活動に今後も取り組んでまいりたいと思います。

ぜひとも今後の活動にご注目ください。

あんかけ(法人受注・物流企画)
ぱんだ(飯田)

最後に御代田町の魅力たっぷりの受賞作品をどうぞ!

【引用文献】
一般社団法人日本経済団体連合会(2020)「社会貢献活動に関するアンケート調査結果」, https://www.keidanren.or.jp/policy/2020/078_honbun.pdf.
石盛真徳(2004)「コミュニティ意識とまちづくりへの市民参加:コミュニティ意識尺度の開発を通じて」, コミュニティ心理学研究, 7(2):87-98.
鈴木春菜,藤井聡(2008)「地域愛着が地域への協力行動に及ぼす影響に関する研究」, 土木計画学研究・論文集, 25(2):357-362.

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