クラフトビールから生まれたクラフトスピリッツ「未来ヅクリ2020」

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ニュースリリース

2020-10-12

株式会社ヤッホーブルーイングと戸塚酒造株式会社(長野県佐久市)は新型コロナウイルスの影響で余剰した飲食店用クラフトビールを原料にしたクラフトスピリッツ(蒸留酒)「未来ヅクリ2020」を共同開発しました(ヤッホーブルーイングのクラフトビールを戸塚酒造が蒸留)。10月14日(水)からオンラインを中心に販売します。売上の一部は食品ロス削減と生活困窮者支援を目的に活動している「認定特定非営利活動法人フードバンク信州」に寄付、蒸留過程で出来る副産物は地元農家に液体肥料として提供します。

戸塚酒造と初の共同開発　約12,000Lの余剰ビールを蒸留し新たなお酒に

新型コロナウイルスの感染拡大により樽詰めのクラフトビールを扱っている飲食店が打撃を受け、ヤッホーブルーイングの樽詰めクラフトビールの販売も激減しました。4月には緊急事態宣言発令による飲食店の休業もあり、賞味期限が迫り廃棄処分間近となってしまうクラフトビールの余剰在庫が大量に発生してしまいました。「愛情込めてつくったクラフトビールを廃棄したくない、なんとか美味しく飲んでいただく方法はないか」と救済策を模索し、同じ佐久市で日本酒や焼酎を製造する酒蔵の戸塚酒造とのご縁があり、クラフトビールを蒸留してスピリッツを製造することになりました。戸塚酒造の蒸留設備で約12,000Lのクラフトビールを蒸留しました。

未来をツクルお酒　会話が生まれる様子をキャラクターで表現

私たちが余剰クラフトビールの救済策を考える中で戸塚酒造の方々や同僚など、身近な人と会話をすることが未来へのアクションの原動力になりました。その経験から「この製品を飲みながら身近な人と話し、明るい未来に繋げていただきたい」という願いを込めて製品名は「未来ヅクリ2020」としました。未来へのアクションにつながる会話が生まれる様子を表現するために、ボトルには「ふきだし」をイメージしたキャラクターをデザインしています。

クラフトビールの香り・味わいを感じるクラフトスピリッツ　ジュニパーベリーの有無で飲み比べも楽しめる

飲み比べて楽しんでいただくために2種類の製品をつくりました。どちらの製品もスピリッツでありながらもホップ由来のフルーティーな香りや麦芽由来の甘みといったクラフトビールの特徴を感じることができます。

■ プレーン：ビール由来のスイートポテトを思わせる香りと甘味のある味わい

クラフトビールのみを原料としたクラフトスピリッツです。クラフトビールの原料であるホップ由来のマスカットのような香りと共に、麦芽由来のスイートポテトを思わせる甘い香りも感じることが出来ます。味わいは麦芽由来の上品な甘みを感じることが出来るため、ロックやストレートで飲んでいただくのがおすすめです。

■ ジュニパーベリー：ジュニパーベリーの爽やかでスパイシーな香りを感じるクラフトジン

蒸留の過程でジュニパーベリーという果実を漬けこんだクラフトスピリッツ（クラフトジン）です。ジュニパーベリーの爽やかでスパイシーな香りとホップ由来のカボスのような柑橘香が特徴で、口に含むと麦芽由来の甘みも楽しむことが出来ます。飲み方はストレートやロックはもちろん、ジュニパーベリーの爽やかさを引き立てる炭酸割りもおすすめです。

３つの未来活動「売上寄付」「蒸留副産物の液体肥料化」「容器再利用」

今もなお多くの人が新型コロナウイルスの影響で大変な思いをしています。ヤッホーブルーイングと戸塚酒造はクラフトビールの廃棄をなくすことだけでなく「未来ヅクリ2020」の製造・販売を通じて少しでも「良い未来ヅクリ」に繋がるよう、３つの活動を行います。①売上寄付：製品の売上の一部を食品ロス削減と生活困窮者支援を目的に活動している「認定特定非営利活動法人フードバンク信州」に寄付②蒸留副産物の液体肥料化：蒸留過程で出来る副産物(蒸留時に残った液体)を地元農家に液体肥料として提供③容器再利用：使い捨てではなく飲んだ後も長く使えるステンレス製の容器を採用

＜認定特定非営利活動法人フードバンク信州　http://foodbank-shinshu.org/＞

＜製品概要＞

「未来ヅクリ2020 プレーン」

■原材料：ビール、発泡酒

■アルコール度数：42度

■容量　：470ml

「未来ヅクリ2020 ジュニパーベリー」

■原材料：ビール、発泡酒、ジュニパーベリー

■アルコール度数：42度

■容量　：470ml

＜販売概要＞

■製品名　　：