北海道北広島市「エスコンフィールドHOKKAIDO」球場内に所在するクラフトビール醸造レストラン「そらとしば by よなよなエール」にて、2025年3月31日（月）より新製品「そらとしば シーズナル12 さくらエール（ビアスタイル：フルーツビール）」（以下「さくらエール」）を期間限定で提供します。原材料に桜の葉や、バイオ炭を施用し温暖化対策を行った畑で栽培した道産小麦を使用したビールです。また、「さくらエール」のために開発した限定ペアリングフード「さくらのチュリトス」を提供します。3月29日（土）には、参加費無料の開栓記念イベントを実施します。

桜の葉を使用した春らしい「さくらエール」　開幕に合わせ提供開始

「そらとしば シーズナル」シリーズでは、多様で個性的なクラフトビールの世界を楽しんでいただけるよう、様々なビアスタイル（ビールの種類）のクラフトビールを期間限定で醸造しています。第十二弾のビアスタイルは「フルーツビール」。「そらとしば by よなよなエール」としては初めて、ビールの原材料に桜の葉を使用しました。桜の葉の香り、さくらんぼ由来の甘酸っぱさが感じられる味わいなどが特長です。春の訪れを感じさせるビールの提供を通じ、新シーズン開幕のわくわく感を盛り上げます。4月1日（火）のエスコンフィールドHOKKAIDOでの開幕に合わせ、2025年3月31日（月）より提供予定です。なお、シリーズ第十一弾である「そらとしば シーズナル11 ストロベリーダークエール」は在庫がなくなり次第提供終了予定です。

農業分野の脱炭素に貢献する”バイオ炭”を施用し栽培した道産小麦「ハルユタカ」を原材料に使用

「さくらエール」には、バイオ炭を施用して下川町で栽培された小麦「ハルユタカ」を使用しています。バイオ炭は、バイオマス（生物由来の有機物）を、特定条件下*¹で加熱してつくられる炭のことです。土壌改良剤として活用することで、土壌の透水性・保水性の向上などの効果が見込めます。また、バイオ炭を農地に埋めることで、半永久的に炭素を土壌中に貯蔵でき、大気中の二酸化炭素量を削減*²することができます。「さくらエール」で使用する「ハルユタカ」は、下川森林バイオマス発電所で生じたバイオ炭を用いて栽培されたものです。原材料の一部に使用することで、北海道の農業分野での脱炭素の取組を応援します。
※この削減量は、Ｊ－クレジット制度*³に登録されたプロジェクトとして地球温暖化対策に貢献しています。

*¹燃焼しない水準に管理された酸素濃度の下で、350℃超の温度で加熱（中部経済産業局より）。
*²植物による光合成では、大気中の二酸化炭素を吸収し有機物として植物内に蓄積しますが、植物が死ぬと微生物に分解され、再び二酸化炭素が放出されます。一方、木をバイオ炭にすると、微生物が分解しにくい構造となり、農地に埋めることで半永久的に二酸化炭素を除去することができます。
*³省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO₂等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO₂の吸収量を「クレジット」として国が認証する制度のこと（経済産業省より）。

▲バイオ炭による脱炭素のイメージ（株式会社サンテックより提供）

ひと足先に春気分を盛り上げ　限定フードや開栓イベントも

「さくらエール」に合わせた限定ペアリングフード「さくらのチュリトス」

「そらとしば シーズナル12 さくらエール」購入者限定の、「桜の花」を香りづけに使用した期間限定のチュロスです。塩抜きをした桜の花を乾燥させ、粉末状にしたものをグラニュー糖と混ぜ合わせて、チュロスにたっぷりと絡めました。「さくらエール」と合わせると、お互いの桜の香りを引き立ててくれます。香りと甘味がより引き立つように、あえて少し塩気をつけているのもポイントです。

ブルワーから開発秘話や解説をお届けする開栓記念イベント　3月29日（土）実施

3月29日（土）に1階レストラン内にて、無料の開栓記念イベントを実施します。「さくらエール」を無料でお試しいただけるほか、ブルワーによるクラフトビールのテイスティング講座も実施します。

▲実施のイメージ

開栓記念イベント概要

製品概要

ペアリングフード概要