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ビールだけ飲むと倒れるグラス「ふらつくビアグラス by よなよなエール」 強制的に水を飲まされる仕掛けで適正飲酒を実現

ビールだけ飲むと倒れるグラス「ふらつくビアグラス by よなよなエール」 強制的に水を飲まされる仕掛けで適正飲酒を実現

「よなよなエール」などのクラフトビールを製造・販売する株式会社ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は、「適正飲酒」の啓発活動の一環として、”ビールだけ飲むと倒れる”グラス「ふらつくビアグラス by よなよなエール(以下、ふらつくビアグラス)」を開発しました。ビールだけを飲むとバランスが崩れて倒れてしまうU字型のビアグラスです。ビールの飲酒量が増える夏に「ふらつくビアグラス」を通じて、”お酒の場では水を飲む”という飲み方を提案していきます。2026年8月5日(水)から公式通販サイト「よなよなの里」で予約販売を開始。公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」と全国のビアバー・レストラン約30店舗では8月5日(水)から提供を開始します。また、8月中旬頃から中部国際空港JALサクララウンジにて、期間限定で提供を開始する予定です。

実際に「ふらつくビアグラス」でビールと水を飲んでいる様子を収めた動画を公開中!
https://youtu.be/9Aiia8l0ols

飲酒習慣*¹のある636人を対象とした「飲酒に関する実態調査」

調査概要
■調査期間:2026年5月20日(水)~5月21日(木) 
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:20歳~59歳の飲酒習慣*1のある日本人636人
*¹)全く飲まない人を除外

その①│「アルコールによる脱水」7割以上が認知

「お酒(アルコール)を飲むと脱水傾向になりやすい」という事実を知っていましたかという問いに対して、知っていたが75.6%・知らなかったが24.4%を表示しているグラフ
飲酒習慣のある636人に対し、「お酒(アルコール)によって、脱水傾向になりやすい」という事実を知っているか聞いたところ、75.6%の人が「知っている」と回答しました。飲酒習慣のある人の4人に3人は、アルコールによる脱水のリスクを認知していることがわかりました。

その②│適正飲酒の心がけとして「水を飲むこと」がランクイン

「適正飲酒」のために心がけていることはありますか?という問いに対して、飲酒後に水を飲むが4位・飲酒と飲酒の間に水を飲むが6位を示しているグラフ。
「適正飲酒(自身の健康を損なわず、周りにも迷惑をかけない程度の、節度あるお酒の飲み方)」のために心がけていることを聞いたところ、4位に「飲酒後に水を飲む」、6位に「飲酒と飲酒の間に水を飲む」がランクインしました。お酒を飲む際の心がけとして「水を飲むこと」が一定意識・実践されていることが窺えます。

その③│7割以上がお酒の場で「十分な水分がとれていない」と実感

お酒を飲んでいる際に水(チェイサー)を飲むなどして、「十分な水分がとれている」と思いますか、という問いに対して十分な水分がとれていないが75%いることを示すグラフ
お酒を飲んでいる際に水(チェイサー)を飲むなどして十分な水分がとれているかという質問に対しては、75.0%の人が「不十分である」と回答しました。アルコールによる脱水リスクは広く認識されているものの、実際の飲酒シーンでは十分な水分補給ができていないという実態が浮き彫りになりました。

その④│水分補給が不十分な理由の1位は「水を飲む意識がなくなる」

お酒を飲む際に「十分な水分がとれていない」理由を教えてください、に対しての回答を示したグラフ
お酒の場で十分に水分がとれていないと思っている527人*²に理由を聞いたところ、1位は「お酒が進んでくると水を飲む意識がなくなる」でした。また、4位の「酔うと追加で用意するのが面倒」といった手間や、5位以降の「注文するのが申し訳ない」「盛り上がってる最中に注文しづらい」といった、お酒の場で水を頼むことへの周囲への遠慮等があることが見えてきました。お酒の場での水分補給は、個人の心がけだけでは解決することが難しいことが示唆されました。
*²)「あなたはお酒を飲んでいる際に水(チェイサー)を飲むなどして、『十分な水分がとれている』と思いますか」に対して「飲んでいるがもう少し飲んだ方がいい気がする」「あまり飲めていないと思う」「全く飲めていない」を選んだ人

ビールだけ飲むと倒れるグラス、強制的に水を飲む仕掛け

ふらつくビアグラスで水を飲んでいる人の様子
「ふらつくビアグラス」は、ビールだけを飲むとバランスが崩れて倒れてしまうU字型のビアグラスです。ビールだけ飲むとグラスがふらつき倒れるため、ビールと同程度の水を飲まないといけない仕組みになっています。ヤッホーブルーイングでは代表取締役社長の井手をはじめ、飲酒時に水を飲む意識づけを積極的に行う社員がいる一方で、重要性を理解しつつも、実際の飲み会では水を飲むのを忘れてしまう経験のある社員も多くいました。お酒を飲んでいると注文しづらい、酔ってしまうと忘れてしまうといった声から、今回強制的に水を飲まされるグラスの開発に至りました。
ふらつくビアグラスの試作品7つを並べた様子 ふらつくビアグラスの車のタイヤのような底面
グラスの開発では、7回の試作を経て現在のグラスの形が実現しました。開発当初はストレートなU字型を想定していましたが、飲む際に逆側からこぼれてしまうため、くびれを作り、口を外側に開く形にしました。また、底面が半球状であると接地面の面積が少なく自立しないため、車のタイヤのような角に丸みがあり中央が平らな形状にしました。ビールを飲む際に鼻までしっかりグラスの中に入れることで、ビールの香りも楽しむことができます。ビールと水をくびれの部分まで、それぞれ約270mlずつ注ぐことができます。

肝臓専門医 尾形哲先生「水を飲むことで”お酒の飲みすぎ”を起こしにくい飲み方に」

肝臓専門医で知られる尾形哲先生に「ふらつくビアグラス」と「お酒による脱水と水の関係」について、医学的な視点からコメントをいただきました。
肝臓専門医・尾形哲先生
「水を飲んでも、アルコールそのものの毒性(酩酊・事故リスク・ブラックアウト・長期の健康リスク)が“相殺される”ことはありません。飲酒量がリスクを決めます。ただし、飲酒と同時に水分を摂ることには意味があります。脱水の進行を抑え、飲酒ペースを落としやすくすることで、結果として血中アルコール濃度の急上昇や“お酒の飲みすぎ”を起こしにくい飲み方に寄せられます。」

アルコールと”脱水”のメカニズム

「アルコールは、抗利尿ホルモン(バソプレシン)の分泌・作用に影響し、尿が増えて脱水傾向になりやすいことが知られています。実際には個人差もあり、バソプレシン以外の機序も関与しますが、飲酒で「水分が抜けやすい方向に働く」こと自体は臨床的にも整合します。」
「アルコールは、体の“水をためるホルモン”の働きを一時的に弱めるため、腎臓が水を回収しにくくなり、尿が増えやすくなります。実際に、同じ1リットルを飲んだ場合でも、通常ビールはノンアル飲料より、飲んだ後4時間の尿量が多くなります。実験の結果では、体の水分状態が十分な条件で、1Lの通常ビール(約4%*³)を飲んだ場合、ビールのほうが約158mL多い結果が報告されています。」

脱水による口渇感でビールをさらに飲んでしまう

「脱水によって”口渇感”が生じやすくなります。目の前にビールしかなければ、渇きを癒すためにさらにビールを飲んでしまいます。水を飲むことで、口渇感をある程度やわらげることができます。さらに、水を挟むことで飲酒ペースが落ち、飲み過ぎを避けやすいです。」

水を飲むことで体の負担を増やしにくい飲み方に

「アルコール(エタノール)そのものの処理速度は、多くの人でおおむね一定に近く、代謝を早める薬はありません。お酒の合間に水をはさむことで①飲むペースが自然にゆっくりになる、②増えやすい尿で失われる水分を補える、という意味で、体の負担を増やしにくい飲み方に近づけます。」
*³)アルコール度数4%
尾形哲先生プロフィール
1970年生まれ。肝臓専門医。医学博士。長野県佐久市立国保浅間総合病院外科部長、同院「スマート外来」担当医。一般社団法人日本NASH研究所代表理事。2017年スタートの「スマート外来」は肥満解消と脂肪肝・糖尿病改善のための専門外来。著書に『専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす食事術』、『専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす7日間実践レシピ』『肝臓から脂肪を落とす お酒と甘いものを一生楽しめる飲み方、食べ方』(いずれもKADOKAWA)などがある。
参考文献
World Health Organization (WHO) Regional Office for Europe. “No level of alcohol consumption is safe for our health.” 2023-01-04. 
National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism (NIAAA). “The Truth About Holiday Spirits” (Sobering up—myths and facts). 
Taivainen H, Laitinen K, et al. “Role of plasma vasopressin in changes of water balance in moderate alcohol intoxication.” Alcohol Clin Exp Res. 1995. 
Mackus M, et al. “Alcohol hangover versus dehydration revisited: The effect of water consumption…” Drug and Alcohol Dependence. 2024. 
Sailer CO, et al. “Effects of alcohol consumption on copeptin levels and sodium…” American Journal of Physiology—Renal Physiology. 2020. 
Hobson RM, Maughan RJ. Hydration Status and the Diuretic Action of a Small Dose of
Alcohol. Alcohol and Alcoholism. 2010;45(4):366–373.

味覚コンサルタント 菅慎太郎氏「水を飲むことで新たな”美味しい”の発見につながる」

味覚コンサルタントの菅慎太郎氏に「ふらつくビアグラス」と「水を飲むことによる味覚への影響」についてコメントをいただきました。
「水は、味覚の「五味」をリセットするのに最強の物質です。お酒の間に挟むことによって、何度でもクラフトビールの味を感じることができます。クラフトビールが持つ特性の味・香りをより高めてくれるため、味わいの拡張性とバリエーションを実感することができます。」

味覚や刺激を“ゼロ点”にリセットする最強の物質は「水」

 「飲食時に一番”美味しい”と感じやすいのは、一口目です。飲食し続けると次第に味に慣れてしまい、味の変化を感じにくくなります。その中で、味覚をゼロ点に戻せる最強の物質が「水」です。お茶や炭酸水など他の飲料では口内に渋みや刺激が残り、次に飲食するものに少なからず影響を及ぼします。味も刺激もない「水」を飲むことで再び一口目の”美味しさ”を感じられるようになります。」

ゆっくり時間をかけることで、複雑な味わいをより楽しめる

「人間の防衛本能により、味覚は「苦味」や「酸味」を感知するスピードが早いです。一方で「旨味」や「甘味」といった深みのある味わいはゆっくり感じていきます。キンキンに冷やしたビールを喉に流し込むような飲み方は、のど越しや苦味を楽しむ方法としては最適です。けれども、多様な味わいをもつクラフトビールでは、本来の味わいを感じる前に喉を通り過ぎてしまいます。間に水を挟むことでビールをゆっくり味わう時間が増え、クラフトビール本来の豊かな味わいを感じ取ることができます。

お酒の場で水を飲む 自分好みの味に出会うための新習慣に

「クラフトビールを飲む際に水を飲むことで、クラフトビールが持つ多様な味わいのバリエーションをより深く実感できるようになります。お酒の合間に水を飲むという習慣は、身体への負担を和らげるだけでなく、「自分好みのビールの味」を見つけ、味わう時間を長く楽しむための最高の飲み方と言えるでしょう。」

菅慎太郎氏プロフィール
科学的な見地から人の味覚を研究する「味覚コンサルタント」。焼酎利酒師の資格を持ち、お酒と食べ物のマリアージュを探求しながら、味を起点とした商品開発や食育活動に携わる。味覚のスペシャリストとして日本テレビ『ぐるナイ』審査員、日本テレビ『月曜から夜更かし』などにも出演。

公式通販サイト「よなよなの里」で予約販売開始

ふらつくビアグラスの通販セット。よなよなエール缶、ふらつくビアグラス、専門書に見立てた箱、台座が並んでいる様子。
ヤッホーブルーイング公式通販サイト「よなよなの里」にて、8月5日(水)9時より予約販売を開始します。発送は、9月中旬頃を予定しています。
価格   :13,750円(税込・送料別)
予約販売 :2026年8月5日(水)9:00~
発送予定 :2026年9月中旬より順次
販売ページ:https://yonasato.com/ec/product/detail/wobblybeerglass/
※購入には「よなよなの里」の会員登録(無料)が必要になります。

公式ビアレストラン・全国の飲食店・空港内ラウンジにて提供

8月5日(水)から、公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」をはじめ、全国各地で「ふらつくビアグラス」を提供いたします。
YONA YONA BEER WORKS新虎通り店の写真 中部国際空港 JAL国際線 サクララウンジの写真

公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」

8月5日(水)から、「ふらつくビアグラス&よなよなエール(350ml缶)セット」を880円(税込)で提供します。
事前予約不要で店舗のメニューから注文することができます。

全国の飲食店 約30店舗

8月5日(水)から、全国のビアバー・ビアレストランを中心とした全国の飲食店約30店舗にて、「ふらつくビアグラス」を提供*⁴予定です。
提供店舗一覧:https://yonasato.com/column/information/detail/wobblybeerglass_310730/#C
・麦酒大学(東京)
・ALE HOUSE 加美屋(大阪)
・クラフトビアマーケット ルクア大阪店・ホワイティうめだ店(大阪)など
*⁴)提供形態、開始日、価格は店舗により異なります。

中部国際空港 JAL国際線 サクララウンジ

8月中旬頃から中部国際空港JALサクララウンジにて、期間限定で提供を開始する予定です*⁵。
*⁵)ラウンジ利用者限定

「ふらつくビアグラス」を無償提供 設置希望店舗50店舗を募集

店舗にて「ふらつくビアグラス」の提供を希望する全国の飲食店の方に、「ふらつくビアグラス」を無償で提供いたします。8月5日(水)から9月30日(水)に応募いただいた方の中から選考の上、50店舗にグラス2個をお送りいたします。お届けは10月中旬以降を予定しています。

ふらつくビアグラスで乾杯している様子

スケジュール
・応募締切:2026年9月30日(水)23:59 
・当選発表:当選された店舗の方には、10月9日(金)頃 までにご連絡いたします。

応募方法
以下フォームにて応募条件等をご確認の上ご応募ください。
https://jp.surveymonkey.com/r/DRT8Y5R

適正飲酒は継続して取り組む課題 ヤッホーブルーイングらしいユニークさで実現

私たちは企業ミッションに「ビールに味を!人生に幸せを!」を掲げ、ビールを通してささやかな幸せをお届けすることを目指して日々活動しています。国内にクラフトビール文化を広げていくために事業ドメインを「ビールを中心としたエンターテインメント」と定義し、ビールの味だけではなくビールを通じた楽しさも含めてファンの皆さまに喜んでいただくことを目指しています。また、私たちのミッションを実現するためにはビールの美味しさを届けるだけではなく、ファンの方々の心身の健康も重要と考えています。

 2024年2月に厚生労働省から「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」が公表されました。適正飲酒の必要性が高まる中で、より楽しくカジュアルに適正飲酒を実現することが出来ないかを模索し、2024年7月に飲みづらいグラス「ゆっくりビアグラス」を開発。2026年7月現在までに累計955個を販売し、多くの方に”お酒をゆっくり飲む”という飲み方を体験いただきました。現在も「ゆっくりビアグラス」の販売は継続していますが、適正飲酒はクラフトビールメーカーとして継続して取り組んでいくべき課題と考えています。2年経った今回はお酒の場での水分補給に着目しました。また、クラフトビールはのど越しだけではなく、香りや味わいも楽しむことができるビールです。水を飲むことで、多様な味わいをもつクラフトビールの魅力をより感じていただけます。今回の「ふらつくビアグラス」を通じて、”お酒の場で水を飲むこと”を意識してもらえるよう発信して参ります。ビールファンの皆さまには、水と一緒にビールを飲むことで末永く飲酒ライフをお楽しみいただけることを願っています。

ヤッホーブルーイングの適正飲酒に関する取り組み

時期

実施事項 詳細

2015年5月~

大型野外イベント「よなよなエールの超宴」でのビール提供は日中のみ

・1泊2日のイベントで過剰飲酒になることを予防

2022年8月~ アルコール0.7%IPA「正気のサタン」発売
(アルコール度数0.7%)

・お酒に強い人にとっての減酒
・お酒に強くない人にとっての適正なアルコール度数

2023年2月~ クラフトビール定期便「ひらけ!よなよな月の生活」年間コース順次廃止 ・ライフスタイルに合わせた飲酒量の調整に対応
2024年7月~ 飲みづらいグラス「ゆっくりビアグラス」開発 ・適正飲酒を楽しく実施できる仕組み
・”ゆっくり飲む”ことで肝臓の負担を減らす飲み方に
2024年8月~ 自社主催イベントの飲み放題提供を順次廃止 ・一律飲み放題ではなく、参加者それぞれが飲酒量を選択できるようにする