ヤッホーブルーイングでは、チームで働くこと、チームで成果を出すことをとても大事にしています。
年齢、性別、職位に関係ないフラットなコミュニケーションを大切にすることでチーム内に健全な議論が生まれ、
十分な意見抽出と十分な納得感を得ることができます。
その結果、質の高い打ち手が生まれ、打ち手の実行力も高まり、結果として大きな成果を得ることができます。
そんなフラットな組織・チームを支えるための施策の具体例についてご紹介します。
管理職にあたるディレクターは立候補者の中から任命されます。年に一度プレゼン大会が実施され、若手からベテランまで自ら立案した戦略や事業計画を全スタッフの前で発表します。聴く側のスタッフは戦略プレゼンの内容や日頃の業務遂行に関するアンケートに回答することで、ディレクター選出のための情報を提供します。立候補する側もプレゼンを聴く側のスタッフも、経営者視点で全社の戦略を考える場となっています。キャリアは自ら切り拓く!、自らのリーダーは自らで選ぶ!この仕組みが強いチームを支えています。
新人プロジェクトは、ヤッホーブルーイングに新たに加わるメンバーが入社直後に、チームで働き、チームで成果を出すためのチームビルディングの理論について、実際の課題解決をとおして理解を深めるプロジェクトです。与えられる課題は、現在のヤッホーが本気で解決して欲しいという思いのもと、事前に社内から集められます。新入社員たちはアウトプットを導き出し遂行していくまでの過程でフラットな議論や、メンバー同士の考え方や行動特性などの資質や強みの違いを認め相互理解する方法について体感しながら学びます。
新人プロジェクトの他にも、チームビルディングの考え方を組織で醸成する場として「短時間で気軽に学ぶTBPコミュニティ」「3ヶ月かけてじっくり学ぶTBP1.0」「ファシリテーター養成を目指すTBP2.0」など多様なプログラムを実施しています。
ヤッホーに入社するにあたって最初に取り組んでいただくことがあります。それは、自分の「ニックネーム」を決めること。ニックネームは、年齢、性別、職位の差なく、言いたいことを言いたい人に言えるような雰囲気をつくるための重要なコミュニケーション上の仕組みです。親しい呼び名でやり取りしていると、心の距離が縮まり打ち解けやすくなります。常日頃から気軽なコミュニケーションをとる際にも、ニックネームは大いに役立っています。本名をすぐに思い出せない場面もあるほど、ニックネームでのコミュニケーションが浸透しています。