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Interview
01
#Fan
ミッションを実現する仲間を増やそう!
ファンとひとつになる「よなよなピース動画」制作㊙︎話
とマーケティング・クリエイティブの仕事
ヤッホーブルーイングでは、数千人規模の大型イベント『よなよなエールの超宴』をはじめ、数々の自社企画を立ち上げ、多くの「人と人とのつながり」を大切にしてきました。
今回はファンイベント企画の最前線に立ち、2020年にファン参加型動画の制作を通じて新たなつながりを生むことにチャレンジした「マーケティング・クリエイティブユニット」の〈ごろう〉と〈たいしょ〉に制作の舞台裏をインタビューしました。
ごろう (稲垣 聡)
2011年中途入社
マーケティング・クリエイティブユニット
マーケティングディレクター
たいしょ (塚本 大司)
2020年中途入社
マーケティング・クリエイティブユニット
プロデューサー
採用サイト制作
新人プロジェクトチーム

Memo

日頃の感謝を込めて、2020年にオンラインファンイベント『よなよなエールの“おうち”超宴』にて、ヤッホースタッフの映像を集めた動画を制作。すると、ファンの方から「一緒に動画を作れたら面白そうだね!」との声が寄せられ、ファン参加型の『よなよなピース動画』を制作することに! 100名をこえるファンのみなさんとスタッフがダンスでひとつになる映像プロジェクトとして、「人と人のつながり」の大切さをあらためて実感する貴重な機会となりました。
動画のテーマは「皆で乾杯できる平和な世界へ」。楽曲『ヤッホービール』をウクレレシンガーの〈miya takehiro〉さん、振り付けを〈振付稼業air:man〉さんが担当し、数量限定デザイン『よなよなピース缶』もリリース。マーケティング・クリエイティブの力で、「クラフトビールで乾杯するという小さな行動でも、沢山の人たちがつながることで世界は少し平和になる」というメッセージを届けるプロジェクトの舞台裏から、ファン・コミュニケーションの仕事の魅力をご紹介していきます!

ヤッホーならジャンルの壁を越え、
幅広いことに挑戦できる

マーケティング・クリエイティブユニットを牽引する〈ごろう〉と〈たいしょ〉。今日は二人の仕事の流儀をお聞きしたいと思います!ヤッホーへ入社するまでの経緯を教えてください。

ごろう

ヤッホーへ入社する前は、コピーライター、求人広告、Webサイトやロゴ制作などの仕事をしていました。コピーライターとしては、もっと才能あふれる人が周囲にいたので、自分が得意なことはなんだろうと考え、クリエイティブではなく一般企業の方に目が向きました。その時に2番目に好きなものが「クラフトビールじゃないか」と思って、ビアフェスにもよく行っていましたね。

そして、ヤッホーが『よなよなエール』の会社だと知り、求人サイトの募集を見ていたので、応募してみようと思い立ったわけです。入社までのプロセスで、ジャンルの壁を越え、幅広いことに挑戦できる会社だと、確信するようになりました。

たいしょ

私は、映像プロデューサーとして、TVCMやイベント映像制作などをしていました。大企業の大型案件を中心に担当していたので、忙しい日々を送っていました。40歳になった時に、「このままずっとこの仕事を続けるのか…自分はこの会社で、上を目指しているわけではない」と思ったんです。そろそろ本気でどうするか考えないといけないと感じて、転職先を探すようになりました。

そこで気になったのが、ヤッホーだったわけです。採用情報をちょくちょく見かけていて、実際に〈てんちょ〉の話も聞いたら、“面白くてクレイジーな人”という印象を受けたんです。かつ、ヤッホーはマーケティングは強いが、クリエイティブなところに関しては、まだまだ伸びしろがあると感じたんですね。ヤッホーでなら、前職での経験を活かしながら、自分の強みを伸ばし、新しい知識を得られると思い、入社しました。

二人ともプロの現場の第一線からヤッホーへ行き着いたわけですね。入社してから現在までには、どんな仕事をしてきましたか?

ごろう

入社当時は、長野県佐久市や松本市の営業を担当しつつ、ブランド開発や〈よなよなビアワークス〉の立ち上げなどを横断的に担当していました。そのあとは、新製品開発、ブランド調査・インタビューなど、さまざまな仕事を経験しました。

現在は『よなよなエール』を成長させるためのブランド戦略の立案や、ブランディングの方向性策定など、基本的には各ブランドについて横断的に考える仕事をしています。

たいしょ

私はブランディングの中で、クリエイティブの領域を担当しています。具体的にいうと、ファン参加型の映像プロジェクト『よなよなピース動画』の企画制作や、ファンイベント用のプロモーションPV制作、会社の広報活動を促進するための社歌ムービーの制作などを担当してきました。

マーケティング・クリエイティブユニットという役割から、製品の向こう側にいるファンの方とのコミュニケーションを常に考えている二人。ヤッホーの強みは何だと思いますか?

ごろう

いくつかありますが、大きな強みは2つだと思っています。ひとつは、ヤッホーのファンのみなさんがオープンマインドであることです。

ファンがオープンマインド?

ごろう

「仲間を増やしたい」「新しいファンも大歓迎!」というマインドをもっているファンの方が、とても多くいらっしゃいます。ヤッホーには定期宅配サービス『よなよな月の生活』というサービスがありますが、会員の方もそうでないファンの方も垣根がなく、みんなが思い思いに、ヤッホーのビールを一緒に楽しんだり、イベントに参加してくださっていますよね。

なるほど。ファンの声援にかなり支えられていますよね、ヤッホーって。

ごろう

そうですよね。もうひとつは、スタッフが部署や役職に関わらず「ファンの方と交流したい」「会いたい」という素直な気持ちをもっていることです。

「ファンは消費者ではなく、仲間である」という気持ちをみんなもっていますよね。

たいしょ

そうそう。〈ごろう〉も言っているように、ファンの方はみんな平等で、ランクや派閥があるわけではありませんよね。だから、みんなが「ヤッホーが好き」という同じ目線で、純粋にクラフトビールそのものやビール仲間と過ごす時間を楽しんでくれていて、それがヤッホーの強みにもなっていると思うんです。
ファンイベント『よなよなエールの超宴』を代表する数々の企画を通じて、ファンのみなさんの熱い応援を実感すると、「ヤッホーが目指す平和(ピース)な世界につながっていっているよ!」と本気で思えるほどに。

「世界平和」をテーマにメッセージを発信したい

2020年にファンとスタッフ総勢100名以上が参加して制作した映像プロジェクト『よなよなピース動画』の制作㊙︎話のこと、いろいろ教えてください!

ごろう

「よなよなエールでつながれば今夜も少し世界は平和になる」というコンセプトでファンの方と一緒につくり上げた動画です。ファンのみなさんから、乾杯ポーズや「エールー!」のかけ声、企画のために用意した振り付けで踊っている動画を募りました。

このプロジェクトのはじまりも、あるイベントでファンの方から「一緒に動画を作れたら面白そうだね!」と盛り上がったのがきっかけだったんですよね。

ごろう

そうなんですよ! いざ募集したら、100名をこえるファンのみなさんから動画が送られてきて。そこにヤッホースタッフの動画もつなぎ合わせて、ひとつの作品に仕上げました。

新型感染症の拡大により、密に乾杯ができない状況だった2020年。「皆で乾杯できる平和な世界へ」をテーマに、オリジナル楽曲と振り付けでファンもスタッフもみんながひとつになる『よなよなピース動画』が完成!

ファンのひと声も大きかったと思いますが、『よなよなピース動画』に込めた思いも聞きたいです!

ごろう

私たちは「世界平和をテーマにメッセージを発信したい」という思いを抱いて、マーケティング・クリエイティブの仕事をしてきました。ところが2020年、新型コロナウイルスの感染拡大によって、大型野外ファンイベント『よなよなエールの超宴』など、数千人規模でのリアルイベントが開催できなくなってしまったんですね。

2019年お台場で開催予定だった1万人規模のファンイベントも、台風の影響で中止。2020年のGWに開催予定だった北軽井沢のキャンプ場でのイベントも、中止を余儀なくされてしまいましたよね。

ごろう

そうなんですよ。それで新しく企画したのが「おうち時間」をファンのみなさんと楽しむオンラインイベント『よなよなエールの“おうち”超宴』でした。そのエンディングで放映したのが、ヤッホーの全スタッフ一人ひとりを撮影してまとめた動画だったんですね。参加してくださったファンの方への感謝をこめて制作した動画でしたが、その際に「一緒に動画を作れたら面白そうだね!」とファンのみなさんの声が寄せられて大盛り上がり。「みんなでつくる動画」の制作が、急遽決定したというわけなんです。

動画制作で苦戦したこともありますか?

ごろう

最初は動画がなかなか集まらなくて苦労しましたね。ダンスをして動画撮影することに対して、ハードルが高かったかもと思いました。

たいしょ

だけど、企画の担当者である我々が動画集めに苦労していたら、社内の色々なユニットが協力してくれたんですよね。これには、感動しました。マーケティング部門以外のスタッフが「ファンのみんなへダンスレクチャーするよ!」と手伝ってくれた時は、「会社全体がひとつのチームになって働くって、こういうことなのか」と実感できました。まさに、ヤッホーの価値観のひとつである「顧客は友人、社員は家族」を体現するような経験でしたね。

仕事の意味はファンにある

最後に、二人にとってファンとはどんな存在ですか?

ごろう

自分が仕事をしている意味を教えてくれる存在です。熱心なファンの方でも、〈よなよなビアワークス〉に初めて来店されたというようなライトな方でも、ビールを飲んで楽しそうにしていらっしゃる姿を見ると、この仕事をやっていてよかったなと思います。

たいしょ

ミッション実現のための同志だと思います。これからたくさんのファンの方と交流していきたいです。

Profile

プロフィール
ごろう (稲垣 聡)
Satoshi Inagaki
2011年中途入社
マーケティング・クリエイティブユニット / マーケティングディレクター

広告制作会社2社でコピーライター、クリエイティブ・ディレクターを経て、2011年入社。「よなよなエール」ほか、主要製品ブランドのマーケティング戦略、ブランド戦略を担当。映画と落語が好き。野良猫に人気がある。

たいしょ (塚本 大司)
Daiji Tsukamoto
2020年中途入社
マーケティング・クリエイティブユニット / プロデューサー

映像制作会社で、テレビCMの企画制作、イベント、展示映像、Web、グラフィックなど幅広い領域で、プロデューサーとして活躍。広告賞を多数受賞。2020年入社。特技は寿司。仕入れ、仕込み、握りにとどまらず、お店のコーディネートをするほどの腕前。

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